浴室にある鏡に白いウロコ状の水アカが付いて、曇って自分の姿が見えないってことはありませんか。
鏡に付いた白いウロコ状の水アカを落とす商品が色々販売されていますが、カーオールの「窓ガラス用水アカとりパッド」もそれらの商品の中の一つです。
実際に「窓ガラス用水アカとりパッド」を使用すると、どれくらい浴室鏡の頑固なウロコが落ちるのか試してみたレビューです。
カーオール「窓ガラス用水アカとりパッド」とは

カーオール「窓ガラス用水アカとりパッド」は、元々車の窓ガラスにつく水アカ落とし用という認識でしたが、浴室の鏡にも使えるようになっています。
使い捨てタイプで2個入りとなっていますが、使い方次第では車のガラス面と浴室鏡の2つを一気に綺麗に出来る可能性もあります。そうなれば、最高ですが。

白いパッド部分に研磨剤が入っているようで、水につけるとその研磨剤が染み出して、ガラス面に出来たウロコを研磨して除去するタイプ。

研磨剤が含まれているので、当然使えない物もあるので、使用する鏡が使えないものに含まれていないか確認する必要があります。
メーカー公式サイト 「窓ガラス用水アカとりパッド」
カーオール「窓ガラス用水アカとりパッド」を浴室鏡のウロコ落としに使ってみたレビュー
浴室鏡のウロコの付き具合

カーオール「窓ガラス用水アカとりパッド」を使用する、浴室鏡のウロコの付き具合です。
水アカのみならず、石鹸カスなども付いている状態なので、かなりひどい浴室鏡の状態と言えますね。

さらに鏡には複数の黒い点々が付いていますが、これはシケと呼ばれるものです。
- 鏡に付着した黒い点々のシケとは
- この黒い点々のシケは、鏡の内部が腐食して現れたものなので、いくら鏡の表面を磨いても落とすことは出来ません。
実際問題として、このシケを落とす方法は無いです。
浴室鏡にシケが発生しているので、本来なら水アカを綺麗に落とす手間なども考えたら、浴室鏡自体の交換した方が綺麗サッパリ。
ただ、それだと水アカとりパッド自体を試せないので、今回はしっかり水アカが落ちるか試していきます。
浴室鏡にマスキングして磨く範囲を決める

まずは、浴室鏡にマスキングして実際に「窓ガラス用水アカとりパッド」を使用する場所を決めます。
右側部分にある水アカを落としてみます。
一応、上下に分けたのは右上部分はメラミンスポンジで浴室鏡面をこすってみて、どれだけウロコ・水アカが落ちるか試してみるため。
メラミンスポンジでこすってみた結果

お掃除道具の定番、メラミンスポンジで浴室鏡面をこすってみましたが、まったく歯が立たない結果に。
表面の汚れはひょっとしたら落ちているのかもしれませんが、メラミンスポンジでこすっただけでは水アカ・ウロコなどは全く落ちた気配なしです。
「窓ガラス用水アカとりパッド」で浴室鏡面をこすってみた

黒くて硬めのスポンジが持ちやすく、白いフェルト状の部分に液剤が含まれているので、水で湿らせながら鏡面をこすっていきます。

「水アカとりパッド」でこすっていくと、フェルト部分に含まれた研磨剤入りの液剤が鏡面に。
まるで車のガラス面の油膜取りをしているような感じですね。
縦横に軽くこすっていくだけで、液剤が鏡面についていきます。
1回のウロコとり作業では簡単には落ちない

鏡のウロコとり作業をしてみましたが、やはり頑固に固着したウロコは1回の作業では簡単に落ちませんでした。
これはハッキリ言って、浴室鏡にどれだけのウロコ汚れが固着しているかによるので、全ての方が同じ結果になるわけではないです。
軽いウロコ汚れであれば、1回でとれる可能性はあります。
3回作業して違いが分かるくらいにウロコが落ちた

3回ほど浴室鏡を「水アカとりパッド」で磨いて、やっと、違いが分かる程度に。
浴室鏡を磨いては、液剤を水で洗い流し、さらにタオルで拭き上げてを3度繰り返しています。
それでも、浴室鏡面にはウロコは残っています。

浴室鏡面のウロコとり作業翌日、完全に水分が乾いた状態です。
鏡面のシケが醜いですが、中央から右と左ではだいぶ違いが分かるのでは。
ただこれでも、浴室鏡面のウロコはまだまだ残っている状態です。あと何度か繰り返せば、だいぶ綺麗に落ちそうですね。
カーオール「窓ガラス用水アカとりパッド」を使う上での注意点
カーオール「窓ガラス用水アカとりパッド」を使う上で、少し注意する点があります。
- 水分がしたたるほどつけない
フェルト部分に液剤が染み込まされているので水分を滴るほどつけると、液剤が余計に出てしまい「窓ガラス用水アカとりパッド」が早く使い物にならなくなってしまいます。
今回、水がしたたるほどつけ過ぎたので、予定より早く使えなくなってしまいました。
こうなると、「窓ガラス用水アカとりパッド」は使い捨てタイプなので、コスパが悪くなってしまいますね。
まとめ:軽い水アカ・ウロコ汚れなら十分に使える
元々は、車のガラスにつく水アカ・ウロコとりが出来るカーオールの「窓ガラス用水アカとりパッド」。
浴室鏡の場合だと車のガラス面以上に、毎日石鹸カスや水道水にさらされるので、過酷な環境なのかもしれません。
一応、浴室鏡のウロコ状の水アカとりにも使えるとなっているので、軽いウロコ状の水アカの場合なら簡単に落とせるかもしれません。
しかし、実際何年も積み重ねられた頑固なウロコ状の水アカの場合には、何度も根気よくこする必要がありそうです。
ただ、こすると言っても軽い力でいいので、そこまで大変では無いですが。
最終更新日:2022/12/24
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