Webサイトを立ち上げてしばらくすると、適切なSEOを行いしっかりとしたオリジナルの内容であれば、自然と記事(コンテンツ)のアクセス数が増えてきます。サイト全体の記事(コンテンツ)数にもよりますが、サイト運営者としてPV数が増えてくる事は、苦労した甲斐を感じる部分です。
ただ、WebサイトのPV数が増えてきたからと言って、安心しているわけにはいきません。もし、Webサイトの全体のPV数の大部分を一つの記事(コンテンツ)が集めている場合には、注意をしなければなりません。
Webサイトを立ち上げて間もないサイト運営者に、注意してもらいたいサイト運営に関する部分です。
1つの記事(コンテンツ)にPV数が集まっている場合には注意が必要
上記図のPV数は、Webサイトを立ち上げてから約7か月程経過したWebサイトのPV数です。順調にPV数がアップしてきていますが、このPV数アップが1つの記事(コンテンツ)に依存しているようだと、検索順位が下がった時一気にWebサイト全体のPV数が下がってしまいます。
上記図を見ると、全体のPV数は8,794ありますが、ページ単位で見た場合に完全に1つの記事(コンテンツ)に依存しているのが分かります。8,794PVに対して、6,561PVなのでサイト全体約75%のPV数を一つの記事が集めている状態です。
パレートの法則で8:2とは言うが
よくパレートの法則で、8:2と言われていますが、サイト運営上のPV数に関しても同様に言えるのは間違いないです。8割のPV数をWebサイト全体の2割に当たる記事(コンテンツ)が集めているとも言えます。
ただし、Webサイト内の記事(コンテンツ)数が100程度あればパレートの法則も当てはまりますが、やはり記事(コンテンツ)数がまだまだ不足している、サイト立ち上げ初期の頃は先程のように1つの記事(コンテンツ)のみにPVが集まる事も多いです。
1つの記事(コンテンツ)が集める割合はどれ位がいいのか
月間で100,000PVを集めているサイトの例ですが、一番PVを集めている記事(コンテンツ)で大体5%程度です。ちなみに、この例に出しているサイトは記事数が400程度で、約4年程運営しているサイトです。
一時期このWebサイトは、月間300,000PVありましたが、検索順位の下落などで最盛期からすると1/3程PV数が落ちています。このサイト1つだけ運営している状態だったら、非常に胃が痛い状態です。
しかし、リスクヘッジのために複数サイトを運営していたおかげで、他のサイトがこのサイトのPV減少をカバーしてくれています。
Webサイトを立ち上げたばかりの状態だと、まだまだ複数サイトを運営する事を考える余裕は無いかもしれませんが、早くいい記事(コンテンツ)を増やして、複数の記事(コンテンツ)にPVが集まるようにした方がいいです。
いつ検索順位が下落して、Webサイト全体のPV減少になるか分からないので。
まとめ
Webサイトを立ち上げた初期の頃は、1つの記事がサイト全体のPV数の大部分を占める事があります。なるべくその様な状態から脱却するために、良質な記事(コンテンツ)を増やして満遍なくPVを集められるようにした方がいいです。
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