足の裏は、体の中の汗腺の量が多い部位と言われています。と言う事は、一番汗をかきやすい部位になります。そして、常日頃からその一番汗をかきやすい部位である足は、靴下を履きさらに靴を履く事でとても蒸れやすい状態が1日中続く事になります。
そんな足から出る汗の量は、1日で両足分でコップ1杯(200ml)程度と言われています。なぜ足が汗をかくのかを知っておけば、色々足臭対策もできるようになります。
足に汗腺が多い理由
汗をかく理由といえば、高くなった体の体温を下げるのが一つと言われています。運動や気温が高くなった時に、体のタンパク質の変性して機能低下をするのを防ぐために汗をかき、その汗が気化する時に周りの温度を下げる目的で発汗をします。
このような目的で足の裏にある汗腺から、汗を出して体温調節をする目的で発汗します。また、体温調節だけでなく極度の緊張状態になると、手のひらに汗をかくように足も汗をかいています。
そして、足に汗腺が多い理由として、人間が大昔に木に登ったりして狩猟していた頃、手足が湿る事によって摩擦が生まれ、木々を掴みやすくするために汗腺が発達していたと考えられています。
足汗を減らす対策方法

足には汗腺が多いため、どうしても汗をかく量が多くなってしまいます。先程も書きましたが、体温調節や緊張状態で汗をかいてしまいます。また、靴などを履く事により、足が締め付けられる事でも汗をかいてしまいます。
どうしても足は、汗をかいてしまうものです。運動や気温の上昇による体温の上昇で、汗の量も増えてきます。そこで、高くなった体温を下げてあげれば、足が汗をかく量も減ってくる事になります。
その部位を冷却材等で冷やしてあげると、体温が下がるにつれて足汗が減るでしょう。ただし、足先を余りにも冷やし過ぎると、交感神経が刺激を受けて逆効果となってしまう場合があるので、冷やし過ぎには注意が必要です。
足汗は、どのような人でもかいてしまうものです。足汗を気にしすぎると、逆に不安な状態で精神的に緊張してしまい、余計に汗をかいてしまいます。多少の汗はしょうがないと思うようにすると、気持ち的にも楽になり、逆に足汗の量が減るかもしれません。
どうしても、大量の足汗かいてしまい足が臭ってくるのが気になるなら、足臭対策用の靴下を履いておくのも一つの方法です。
まとめ
足には汗腺が多くあり、体温調節などのために汗をかきます。その汗をかく量は、両足で1日コップ1杯(200ml)と言われています。誰でもそれくらいの量の汗をかいていると思えば、気持ち的にも楽になってきます。
また、どうしても足汗が気になるなら、通気性のいい靴下や靴を履くなど、足が高温多湿な状態にならないようにする必要があります。
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