部屋の壁にカレンダーやポスター等を貼るために、ピンや画鋲等で貼り付けている方も多いのでは。
問題はカレンダーやポスターを剥がした跡に出来る、ピンや画鋲等の跡(穴)。
例えば賃貸住宅に住まわれている方は、本来ピンや画鋲等で出来た小さい穴は気にする必要はありませんが、その小さい穴が無数に出来てしまっている時は、ちょっと気になる方もいるかもしれません。
また、持ち家やマンション住まいの場合でも、小さい穴が無数にあるとどうにかして塞ぎたいと考える方もいるかもしれないですよね。
もし自分で簡単に壁に出来たピンや画鋲の穴を目立たなくする事が出来れば、自分で綺麗にしてみたくないですか。
壁紙に出来たピンや画鋲穴は、自分で簡単に綺麗に目立たなくする事が出来ます。以前不動産会社で働いていた時に、クロス職人の方から教えて貰った小さい穴の補修方法を紹介します。
壁紙に空いたピン・画鋲の穴を簡単綺麗に目立たなくする方法
ちまたの情報等では、いくつか壁紙に空いたピンや画鋲の穴を目立たなくする補修方法が紹介されています。
他にも色々ネットでは紹介されていますが、今迄の経験上ジョイントコーク(内装用コーキング剤)で穴を埋める方法が、一番綺麗にそして目立たなく補修出来ます。
クロス職人に教えて貰い、いくつもの賃貸物件の退去後の部屋に出来ていた小さい穴を、この方法で塞いできたので間違いないです。
ジョイントコークで壁紙に小さい穴を補修するやり方

ジョイントコークのカラー選びのポイント
まず使用するジョイントコークのカラーの選び方が一番のポイント。
もし壁紙の色が白ならばほとんどの場合、カラーはホワイトでは無くライトアイボリーを選んだ方がいいです。
壁紙自体は入居初めは白だったものも、経年劣化で色褪せしていることの方が多いです。その壁紙にホワイトのジョイントコークを使うと、補修箇所が余計にテカってしまいます。
それが複数個所あれば、逆に目立ってしまうことも。
壁紙の色が白以外だったら、その色のライトカラーを選ぶといいです。
ちなみに、ジョイントコークのカラーは全40色から選べます。

ピンや画鋲穴にジョイントコークを塗布する

写真のように一カ所だけ小さい穴がある場合なら、そこまで目立たない事も多いですが、穴を塞いでいた方が綺麗なのは間違い無いです。

ジョイントコークの先端をカッターやハサミでカットして、壁紙にある小さい穴へ塗布します。ジョイントコークの先端で少し押さえるように。

ジョイントコークがはみ出しても問題無いです。

ここが次のポイントです。
湿った雑巾やクロスを使って、ジョイントコークを塗布した箇所を軽く抑えるようにします。
こすって拭き上げるのではなく、軽く抑えるようにジョイントコークを拭き取る感じです。

写真だと、ジョイントコークで小さい穴を補修した直後なので、少し目立っているように見えますが、しばらくしてジョイントコークが硬化してくると、ほとんど目立たなくなってきます。
たったこれだけで、壁紙に出来たピンや画鋲の小さい穴は、目立たなく補修出来ます。
複数の小さい穴があれば、この作業を繰り返していくだけになります。
ただ、これだけだとせっかくのジョイントコークが大量に余ってしまうので、ついでに壁の入角部分に出来やすいクロスとクロスのつなぎ目の補修にも使ってみては。
本来、これがジョイントコークの使い方になるのですけどね。
ジョイントコークで壁の入角部分に出来た切れ目補修

元々、壁紙の入角部分には壁紙と壁紙を接着するために、ジョイントコークが塗布されています。
時間が経ち建物が歪んできたりすると、この入角に塗布してあるジョイントコークが切れて、切れ目が出来てしまうことも多いです。

ジョイントコークの先端を入角部分に当てながら、縦に動かして切れ目に塗布していきます。

ジョイントコークを塗布直後の入角部分。
多少、ジョイントコークが多く塗布されても問題無いです。最後の工程で、はみ出たジョイントコークを拭き上げるので。

濡れた雑巾やクロスを壁の入角部分に当て、人差し指等で入角部分を縦に這わせて拭き上げます。
たったこれだけで、壁の入角部分に出来た切れ目の補修が終わります。
まとめ:ジョイントコークを使えば簡単綺麗に壁の小さい穴は目立たなくなる
ピンや画鋲で壁紙に出来た小さい穴は、ジョイントコークを使うことで簡単綺麗に補修出来ます。
この補修するポントに注意したら、誰でも簡単にそして綺麗に壁紙に出来たピン・画鋲穴を補修出来ますよ。
ジョイントコーク自体も高い物では無いので、1本あると家中に出来た小さな穴を補修出来るのでコスパ抜群です。
最終更新日:2023/12/13
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