口臭や虫歯予防に食後の歯磨きや口内洗浄剤(マウスウォッシュ)などで、口腔ケアをされている方も多いでしょう。その中でも市販の口内洗浄剤(マウスウォッシュ)で口腔ケアをしていると、その費用も多少負担になってきます。
そこで、お手軽・安く・色々使える重曹水による口腔ケアの方法を紹介します。
うがい用重曹水の作り方
ペットボトル(1.5L程度がいい)などに水、もしくは、お湯を入れて、水1Lに対して重曹を約6g(小さじ2杯)入れて混ぜます。
たったこれだけです。ただし、重曹は工業用と食品用があります。
重曹は色々な用途に使えるので、口に含んでも大丈夫な食品添加用を購入しましょう。また重曹水は他の用途にも使えるので、重曹自体がたくさんあっても困る事はありません。
1.5Lのペットボトルで作り置きを作ったら、冷蔵庫に保管する形で大体1週間程度は保てます。1日朝・夜に100ml程度、うがいに使えば約7日で無くなります。
また、家族などがいて重曹水の使用量が多くなる場合は、レシピの倍の量を1.5Lペットボトルで作り置きしておくといいでしょう。
重曹水による口臭・虫歯予防のうがいの仕方
先程作った重曹水で、あとはうがいをします。口に含んで20秒、のどでガラガラと10秒程うがいをしたらOKです。
重曹が口臭・虫歯などに効果がある理由
重曹は弱アルカリ性を示しますので、重曹水は当然アルカリ性になります。そして、虫歯菌の出す酸は名前のごとく酸性です。
そこで、重曹水で酸を中和する事で歯が酸性になっている状態を短くしてくれることで、唾液が歯を再生するために、虫歯予防に効果があると言われています。
また、口臭の原因になる口腔内酸性の状態を中和してくれます。その結果、口臭の予防にもつながります。
重曹うがいの注意点
重曹の量を多くして重曹水を作ると、歯を痛めてしまう場合があるので注意しましょう。また、虫歯の状態が相当進んでいる場合は、当然ですが効果がありません。後、重曹水でのうがいの後に、ハブラシでのブラッシングをしないようにしましょう。
重曹水で歯の表面を研磨している状態でブラッシングをすると、歯のエナメルを削り取ってしまう場合があります。
まとめ
非常に安価に購入できる重曹を使った、重曹水によるうがいです。その重曹水の効果として、口臭・虫歯予防などの効果があります。
使用してみた感想として、とりあえず口の中がスッキリします。また、歯がツルツルとし舌の舌苔が落ちて綺麗になっているように感じます。安価で簡単に、そして、効果がある重曹水でのうがい。是非、試してみて下さい。
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