緊張したり汗をかいたりして、足が蒸れてしまうと足の臭いが気になります。その為には、足の臭い対策を考えなければなりません。しかし、その足の臭い対策にも色々方法があります。
そこで、その足の臭い対策の中でも、手軽に出来る重曹を使った足の臭い対策方法を紹介します。
重曹とは
まず、重曹とは何でしょう。重曹は、”炭酸水素ナトリウム”が正式な名称となります。炭酸水素ナトリウムは、pHとしてアルカリ性になります。
身近な物として、ソーダなどの炭酸水の元となったり、脱臭・消臭に使われたり、また、食品に添加されていたりしています。飲食物にも使われる程の物なので、肌に触れる物としては安全な部類になるでしょう。
重曹で足浴をする方法

足の臭いの原因の一つである、イソ吉草酸は弱酸性を示します。そこに、アルカリ性の重曹に足を漬ける事により、弱酸性の臭いを中和させてイソ吉草酸の臭いを消臭します。
では、どのようにこの重曹を使って足浴をしたらいいでしょうか。
重曹浴の手順
ペットボトル(2L程度がいい)などに水若しくはお湯を入れて、水1Lに対して重曹を約36g(大さじ3杯)入れて混ぜます。
ペットボトルで作った重曹水を洗面器などの容器に移し、そこへ足を漬けます。この時、しっかり足を重曹水が覆うように、重曹水の量を調節しましょう。
15分程、重曹水に足を漬けておけば、イソ吉草酸による足の臭いが消えているでしょう。出来れば毎日、お風呂に入る時などのタイミングで、この重曹水に足を漬けておくようにすれば、かなり効果的です。
重曹水で足の臭いが消えなかったら
もし、この重曹水の足浴で足の臭いが消えなかった場合は、臭いの原因が他にある場合が考えられます。
特にこの重曹水はアルカリ性なので、アルカリ性が原因による足の臭いには効果を発揮しにくいです。
まとめ
重曹自体がスーパーなどで簡単に手に入れる事が出来るので、重曹水を作る事は簡単に出来ます。仕事から帰ってきたら、まず重曹水による足浴をすると臭いもとれ、温かい重曹水に足を漬けておくと足の血行も良くなり一石二鳥です。
重曹は、安価で入手出来るので、とりあえず試しに使用して見て、その効果を実感してみて下さい。
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