もし、あなたの口臭が生ゴミくさいと言われたらどうしますか?まず、歯磨きなどのオーラルケアをするでしょう。
それでも、生ゴミくさいと言われたら口腔内トラブルになっている可能性があります。
そこで、口臭が生ゴミくさい時の原因と対処方法を紹介します。
口臭が生ゴミくさい原因
歯磨きなどをしても、どうしても生ゴミくさい口臭がする場合に考えられるのが、病的原因による口臭。特に、虫歯・歯周病・歯槽膿漏・歯肉炎などが疑われます。
この場合、自分で歯磨きなどをしても、口臭をなくす事が出来ません。
生ゴミくさくなる原因
口腔内には、色々なガスの成分が発生します。その中でもメチルメルカプタンは、歯周病の時に増えるガスの成分です。もし、生ゴミのような口臭の場合で、玉ねぎが腐ったような臭いが強い時は、歯周病の可能性を疑って下さい。
そして、歯周病が原因で生ごみくさい口臭になっている場合は、早期に歯科医院などで診療してもらった方がいいです。
歯周病は糖尿病との合併症の一部
歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いという疫学調査が複数報告されています。
さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきたのです。
歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。引用:日本臨床歯周病学会
糖尿病になっている人は、歯周病も同時になっている人が多いというデータもあるようで、歯周病の原因を実は糖尿病が引き起こしている可能性もあります。
糖尿病が原因で歯周病を引き起こしている可能性もあるので、もし、生ごみのような口臭がすると悩んでいる方は、一度歯科医院などで診てもらった方がいいです。
対処方法
一時的にでも生ごみくさい口臭をやわらげたい場合には、やはり歯磨きをするしかないでしょう。しかし、通常の歯磨き粉で行うのではなく、専門的に作られた歯磨き粉の方が効果は高いと思います。
もしくは、スプレー式の口臭予防剤などもあるので、定期的に使って口臭予防するしかないでしょう。しかし、歯周病などが原因なら、根本的に歯科医院などで治療を受けた方が早いです。もしそれで根治すれば、生ゴミくさい口臭に悩む必要が無くなるからです。
まとめ
歯磨き等をしても、口臭が生ゴミくさい状態が続くなら口腔内トラブルの可能性があります。そこで、一番に疑われるのが歯周病。そして、歯周病を引き起こしている原因に糖尿病の可能性もあるので、そのさいは早急に歯科医院などで診てもらった方がいいです。
最終更新日:2023/12/14
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