日本に住んでる以上、台風が来ない年はありません。住んでいる地域によっては、毎年のように台風が来るので、台風対策に慣れている方もいるでしょう。
現に自分が住んでいる地域も、当然大なり小なりありますが、ほぼ毎年台風が来るのでその対策として何をしておけばいいのかは分かっています。
しかし、台風があまり来ない、または、台風が来ても規模が小さい事が多い地域に住んでいる方は、台風への備えが足りない、もしくは、分からない場合が多いです。
そこで、台風対策・対処方法など、備えておきたい事を紹介します。
台風被害によるライフライン断絶(断水・停電・ガス・通信)へ対処する

停電への対処

台風が来ると地域によっては、強風で電線が切れて停電する事があります。あまりにもその被害が大きいと台風が過ぎ去った後も、何日も停電が続く事があります。
停電が続くと当然電気が来ないので、家電製品を使う事も出来なくなり、想像している以上に不便な生活を強いられます。照明・TV・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・扇風機などが使用出来なくなります。オール電化にしている住宅では、IHも当然使えなくなります。
ガスを使用している住宅では火を使ったり、お風呂にお湯を溜めたりする事は出来そうですが、実際に停電すると、ガス供給用メーターや給湯器なども使えなくなるのでガスを利用出来ない事になります。
防災 あかり 停電時用 ANSI規格準拠
照明器具代わりには、LEDランタンが非常にいいです。LEDランタン周辺360°を明るく照らしてくれます。出来ればトイレなどへの移動用として、複数個用意しておくといいです。出来るなら一緒に生活している人数分あると、個別に使用する事が出来ます。
断水への対処
台風が過ぎ去った後、水道が断水すると今までの快適な生活が一変します。過去1週間程断水した体験がありますが、いつも蛇口を捻れば出ていた水道水が出なくなる。それが、毎日続くと飲料水や生活用水の確保に非常に苦労します。
そこで、前もってある程度台風接近前に備蓄しておく必要があります。
生活用水は、お風呂一杯に水を張っておくといいです。水が出なければ、トイレが非常に困ります。また、洗濯にも困るのでお風呂に溜めた水を使って、それらに対処する事が出来ます。
当然、飲料水として販売されている水を確保しておく必要があります。どれだけの量を確保しておけばいいかは、一緒に生活している人数などにもよりますが、最低でも3日分はストックしておきたいです。

我が家は4人家族なので、飲料水用として2Lのペットボトル水を12本(24L分=約6日分)ストックしています。1人1日1L使用すると、仮定しています。毎年、2Lのペットボトル12本分の水を確保するようにしていますが、消費期限が過ぎた物は生活用水に使用出来ます。
通信断への対処
台風の強風により、TVアンテナの角度が変わるとTVの電波を拾う事が出来なくなり、TVが見れなくなる事があります。そのさいは、パソコンを利用してインターネットで情報収集出来ますが、光ファイバー線などが強風で切断されると、インターンットを利用する事が出来なくなります。
残された通信手段としてスマホ利用が考えられますが、通信基地局が台風の影響で損傷したりする事や混雑により表示されるまで非常に遅い遅延状態になったりします。
そこで、台風時の情報収集手段として、ラジオを活用するといいです。特にライトなどが一緒になった、ポータブルラジオを最低一つ常備しておくと安心です。乾電池を使用するタイプだと、停電時でも使用出来ます。自分は、台風が来ると常にラジオをONにし、AMで台風情報を流しています。
備蓄食料の確保

備蓄食料としてカップ麺などをストックしておくといいのですが、カップ麺などは水を使用しないといけません。もし、水道が断水すると飲料水を確保する事が大変になります。そこで、お湯で温めるパウチパックタイプのレトルト食品を、ストックするようにしておくといいです。
停電していると炊飯器が使えなくなるので、炊飯器でご飯を炊く事が出来なくなりますが、カセットコンロと土鍋を使えばご飯を炊く事は出来ます。
色々なご飯にかけて食べるレトルト食品が販売されているので、色々なバリエーションのレトルト食品をストックしておくといいです。
カップ麺やレトルト食品には賞味期限がありますので、常に賞味期限を書き出して目の付くところに張り出しておけば、いざ使おうと思った時に賞味期限切れになって困る事は無いです。
我が家では台風対策だけでなく、地震などにも備えて、常備食の賞味期限リストを冷蔵庫に貼っています。賞味期限が近付いた物は食べてしまい、その後買い足すようにすると常に常備食の賞味期限が切れてしまう事も無いです。
まとめ
今回は、台風対策としてライフライン断絶や備蓄食料の確保について解説しました。台風が来ると停電・断水などが起こる事により、さらにその事により普段の生活から一変します。
最低でも、飲料水・生活用水、停電対策、そして、非常食は確保しておきたいところです。
最終更新日:2023/12/14
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