産まれた子供の将来のために、親が貯金用として子供名義のゆうちょ銀行口座を開設するケースは多々あると思います。
その後、子供が成長しアルバイトを始めるにあたり給与振り込みのための銀行口座が必要となり、子供が新しくゆうちょ銀行口座を開設しにいくと、「既に口座を開設してあるので新規で作る事は出来ません。」と断られました。
インターネット上の情報では、「目的が明確であれば、2つ目のゆうちょ銀行口座を開設出来る」などという情報があったので、実際にゆうちょ銀行に行って2つ目の口座が作れるのか試してみました。
ゆうちょ銀行の口座が2つ必要な理由

これ、実は自分の子供が2019年10月に遭遇した事で、子供から「アルバイトの給与振り込み用として必要だから、ゆうちょ銀行の通帳を渡して」と言われたのです。
子供が初めてアルバイトを始めるにあたって、自ら給与振り込み先口座としてゆうちょ銀行が指定されている事で、自分でゆうちょ銀行に行って口座を開設しようとしたさいに、ゆうちょ銀行店頭で新規に子供名義の口座を開設しようとしたさいの話です。
お1人につき1口座のご利用をお願いしています。すでに口座をご利用いただいている場合、新たな口座の開設をお断りする場合がございます。
引用:ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行のWebサイト上の「個人名義の口座を開設されるお客さまへ」の欄には、上記内容の事が書かれていたので、子供名義で1口座開設してあるので断られたのでしょう。

実際、自分達が子供のために、子供名義のゆうちょ銀行口座を既に開設して、お祝いのお金など子供宛てに頂いたお金をそのゆうちょ銀行口座に貯金している状態でした。
この子供名義で貯金している通帳は、子供が成人した時に渡そうと密かに貯めていた口座で、出来れば子供には内緒にしておきたかったのですが、ひょんな事から貯金通帳の存在が子供にバレてしまいました。
このゆうちょ銀行の通帳を子供に渡せば、給与振り込み用の口座として使う事が出来るのでしょうが、貯金用のこの口座は親の自分達がまだ管理しておきたい。
- 子供名義で、親が貯金用の口座として管理したい
- 子供名義で、子供がアルバイト代の振込先用口座として管理したい
そこで、この事を理由にゆうちょ銀行に再度子供では無く、嫁が新規口座を開設したいという事でゆうちょ銀行に出向いていきました。
子供のために、貯金代わりに子供名義のゆうちょ銀行口座を作られている方も多いのでは。その子供名義の口座と別に口座を作りたい方も多いはずです。
結局2つ目のゆうちょ銀行口座開設は出来なかった

嫁が先程の2つの口座を開設したい理由で、ゆうちょ銀行に出向きましたが、結局2つ目のゆうちょ銀行の総合口座は開設する事は出来ませんでした。
2019年4月より、ゆうちょ銀行で複数口座を開設する事が厳しくなったみたいです。(他の銀行でも1名義1口座とうたっているので、犯罪防止の目的も兼ねてこのようになったみたいです)
正確には、ゆうちょ銀行の総合口座には2つあり、「通常貯金」と「通常貯蓄貯金」があります。今開設しているのは、「通常貯金」の方で「通常貯蓄貯金」の方は口座開設は可能です。
しかし、「通常貯蓄貯金」の方では貯蓄・貯金をする目的の口座になるので、アルバイト先からの「給与振込」には対応していないのが問題です。
結局、新しく「通常貯蓄貯金」の口座を開設せず、「通常貯金」に貯金していた分を全て引き出し、子供にその通帳を渡す事にしました。渡した通帳には、いくらお金が貯金されていくら引き出されたかの記帳がされた状態。
幸い子供は、「へ~こんなに貯めてくれてたんだ」と言い、成人になるあと何年後かを楽しみにしてくれているのでしょう。
そして、引き出した子供の貯金分のお金は、他の金利のいい銀行に預ける事に。
まとめ:ゆうちょ銀行で2つ目の口座を作る事は非常に難しい
どうしても、ゆうちょ銀行で2つ目の口座を開設したかったのですが、明確な目的があっても1名義1口座しか開設する事は出来ませんでした。
色々な理由で、口座管理をしやすくするために複数口座を開設したい方もいるかもしれませんが、最近ではそれが難しい事になっています。
もし、これからゆうちょ銀行で子供名義の貯金目的で口座を開設するなら、総合口座の「通常貯蓄貯金」の方で口座開設しておく方が、将来子供が自分で新規に口座開設するさいに面倒な事にならなくて済むかもしれません。
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